地震の備えについて考える
先日の南海トラフ巨大地震臨時情報には緊張が走りました。
何も対策していない方も多かったのではないでしょうか? 私もその一人です(笑)
自身の反省も踏まえ、地震の備えについて基本的な対策を考えてみましたのでご紹介いたします。
以下を参考に各ご家庭でいろいろとアレンジしてみて下さいね。
防災用品の準備
非常用持ち出し袋の準備は最も基本的な対策です。”食べる、寝る”の最低限必要なものをイメージしてしましょう!
- 飲料水と保存食(1週間分)
- 生活消耗品(トイレットペーパー、マスク、ごみ袋、ウエットティッシュなど)
- 災害用ラジオ
- カセットコンロ
- 携帯用トイレ
- ポータブル電源
- 懐中電灯
- 寝袋(冬場は特に必要)
- 防寒着
- 貴重品(ATMが使えない場合を想定して少額の現金も)
- 救急セット(絆創膏、消毒液、包帯、鎮痛剤、胃薬、下痢止めなど)
- ブルーシート(敷物にしたり雨除けや目隠しに使えます)
- 緊急時の連絡先のメモ(住所も記載)
特に、トイレ対策は重要です。凝固剤付きの携帯トイレを用意しておくと、水が使えない状況でも衛生的に過ごせます。
家具の固定と安全確保
地震時の家具の転倒は大きな危険をもたらします。以下の対策を講じましょう!
- 家具や電化製品の固定
- 窓ガラスへの飛散防止フィルムの貼付
- 寝室の安全確保(頭上に重いものを置かない)
- 各部屋のドアは開けておく(地震の影響で開かなくなる場合があります)
- 日ごろからガスの元栓を切る
- お風呂の水をためておく
避難計画の策定
家族全員で以下の点について話し合い、計画を立てておくことが重要です!
- 避難場所と避難ルートの確認
- 子どもへの地震時の行動指導
- 家族との連絡方法の決定
災害時に家族と連絡を取る方法には、以下のようなものがあります。
■災害用伝言サービスの活用
災害用伝言ダイヤル(171)
固定電話や携帯電話から「171」にダイヤルし、音声ガイダンスに従ってメッセージを録音したり聞いたりできるサービスです。
災害用伝言板(Web171)
インターネットを通じて安否情報を登録・確認できるウェブサイトです。
各通信事業者の災害用伝言板
携帯電話各社が提供する伝言板サービスも利用可能です。
■インターネットを活用した方法
SNSの利用
TwitterやFacebookなどのSNSを使って安否を知らせることができます。
通話アプリの活用
LINEなどの通話アプリは、電話回線ではなくインターネット回線を使うため、比較的つながりやすい場合があります。
■その他の方法
三角連絡法
被災地外の親戚や知人を中継点として連絡を取る方法です。
事前に決めた場所にメモを残す
家族だけが知っている場所にメモを残すことで、安否を伝えることができます。
公衆電話の利用
災害時は公衆電話が優先的に使えるようになります。(ご近所の公衆電話設置場所を確認しておきましょう。)
定期的な備蓄品のチェック
防災用品は定期的にチェックし、必要に応じて更新することが大切です。特に食料や水の賞味期限には注意が必要です。
地域コミュニティとの連携
災害時には地域の助け合いが重要になります。日頃から近所付き合いを大切にし、地域の防災訓練に参加することで、いざという時の対応力が高まります。